「すみません、どうしても体調が悪くて…」「それは仕方がないよ、ゆっくり休みな。」
こんなやりとりを今まで何百回としてきた。
多くの人は、体調不良を咎めない。「自分でコントロールできない不調に落ち込むことはない」という意味で、仕方がない、と言ってくれる。その気遣いに何度も助けられてきた。
その一方。
「仕方がない」と言われると、とても悔しい。
わかってる、意思を強く持っても今すぐにはどうにもならないことも、責任とかそういう話ではないことも。不調を粛々と受け入れて安静にすることが最も良い対応だと。
けれど。
仕方ない仕方ないって、一体いつまで私は仕方なく何かを諦めたりキャンセルしたりしなくちゃならないんだ…?何度「仕方がない」と言い聞かせたら良いのだろう。
むしろ、健康に生きる、という夢を諦めたくなってしまう。先は見えないし、病に抗うのは疲れる。もう十分頑張った、やめようか。
でも、このブログに「病を克服したい」って書いたのはたったの半年前。諦めるにはちょっと早すぎるかな…もう少し頑張ろうかな…。
こんな感じでなんとか持ち直して、日々を過ごしている。
そもそも、感謝が足りない。
体調管理も自己管理の内、できて当たり前と考える人もいる中で「仕方がないよ」と言ってくれるのは相手の優しさだ。ありがたく受け入れるべき言葉なのにそれに絶望を感じているようでは、まだまだ私は甘ちゃんなのだと思う。
なんとなく、幸せっていうのは、健康なことでもお金持ちなことでもなく、今あるものに感謝できること…のような気がしている。
気づいたなら、次は練習だ。日々感謝の心がけを。