クミコオオシマの日記帳

2ピースバンド暮葉のギターボーカル クミコオオシマがつらつらと書きます。日々のことやお知らせ、ちょっとしたまとめ、あとはラーメンの記録とか。ね。

要るもの要らないもの、その間にあるもの

ものを大切にしたいと常々思う。でも、本当の意味でものを大切にするとは、どういうことなのだろう。

昨年末に部屋を大掃除して、いわゆる"断捨離"というのをやった。持ち物を限りなく少なくする試みだ。元々「物を所有して管理する時間と体力を別のことに使いたい」という気持ちから始めた大掃除なのだが、必要のないものを無駄に購入してそのままほとんど使わず捨てたという事実にかなり反省したのである。

断捨離する必要が生じた時点でものを大切にできていない。手に取る時点で本当に必要なものを選ぶことが、ものを大切にすることに繋がるのかなと思う。

 

難しいのは、要不要の中間にあるものだ。人からのいただきものや記念品の類。無くても暮らしに支障はない、けれど人からの想いがこもったもの。あるいは大切な思い出と結びついているもの。手放すときはいつも寂しさを感じる。捨てるという行為は冷徹かなと思ったりする。

しかし逆の立場で考えてみれば、自分が贈ったものが相手の悩みの種になることはこちらも望んでいないし、むしろ捨てて相手が幸せなら捨てて欲しい。贈り物で悩ませるならそれは相手を大切にできていないサインかもしれない。

 

とか思うと、とにかく形あるものを手に入れることに慎重になる。ものは売れれば売れるだけOKという考え方が蔓延っているように感じるが、私はそれになるべく流されないようと心に留める。

その分、経験を買いたい。形が消えても血肉になるものを手に取りたい。経験は何よりも饒舌と、あのひとも歌っていたし。