皆さま如何お過ごしでしょうか。あれこれと自粛が続く中あまりの閉塞感に耐え兼ね一度は塞ぎ込んだ私ですが、あたたかいメッセージを各方面からいただきまして、おかげさまで回復しつつあります。本当にありがとうございます。
さて、タイトルの通りなのですが、自分で纏った殻をそろそろ破るときなのかなと感じているのでその話を。
昨年(2019年)の2月にこんな記事を書きました。
当時の私が抱えていた心身の不調についてまとめたブログ記事です。Twitterアカウントのプロフィールに「ミュージシャン兼闘病人」と書き、この肩書を名乗ることで「自分は今療養中なのだ」と意識的に休養をとることができました。また、このプロフィール文をきっかけに私の配信を見てくださった方もいて、いろいろな役割を果たしてくれたのかなと思います。
1年丸々、いやそれ以上の期間しっかり休んだ私は、先の記事を書いたときに比べてとても元気になりました。上咽頭炎はほぼ完治、解離・PTSD・逆流性胃腸炎の症状は平常時ほとんど鳴りを潜めています。そのほかの症状も困ることはありつつも、だいぶ上手く付き合いながら生活できるようになったな…という感じです。
ここらで、闘病人の肩書は外そうかなと思います。
思っていたよりも早く夢が叶いました。もちろんこの投稿を境に急激に体質が変わるようなことはないので、困っている症状に関しては引き続きケアを続けていきます。
自らをどう説明するか、どのように名乗るかは内容によって良くも悪くも自分を縛り得ます。自分を病人だと思ったほうが都合のいい時期もあれば、別のことに目を向けたほうが胸を張って歩ける時期もあるものです。きっと今は後者な気がして、殻を破ってみようと思いこれを書いています。
「闘病人」の肩書に私は何度も守られました。使い終わった殻にありがとうの気持ちを残して、私はこれからも音楽を作りながら歩きます。「体調悪いです…」みたいな暗い話も多い中、応援してくださる皆さまには感謝しかありません。いつもありがとうございます。
今はこんな時期ですが、好奇心を音楽に絡めて皆さまにお届けできたらという気持ちは変わりません。これからもクミコオオシマとバンド暮葉をどうぞよろしくお願いいたします。
P.S.
当ブログ内『闘病人の生活の知恵シリーズ』は闘病経験者として継続します。最近めっきり更新できていませんが書きたいことがまだまだ沢山あるのです(笑) また近いうちに。